定期的に時間を取って運動する習慣はありますか?
忙しい現代では、なかなか運動する時間が取れないという人も多いかもしれません。
では運動しない日々が続くと私たちの体はどうなるのでしょうか。
この記事では、運動不足による健康リスクと運動の必要性について解説します。
筋肉は、加齢とともに減少していきます。
人間の生理的な成長のピークは27〜30歳くらいです。
それ以降はどれだけ一生懸命トレーニングをしたとしても筋肉は減少傾向になります。
厳しいトレーニングを続けているトップアスリートでも加齢によって筋肉減少にともなう体力の低下を感じてしまうのです。
運動不足の方なら、余計に筋肉の減少は加速してしまうでしょう。
「若い頃は太りにくくなったのに、30〜40歳を過ぎてから太りやすくなった」と感じていませんか?
30代になると加齢によって緩やかに筋肉量が衰え、筋肉量が減少すると「基礎代謝量」が少なくなるので、若い頃と同じエネルギーを摂れば太ってしまいます。これが30〜40代になると太りやすくなるメカニズムです。
運動不足で筋力が低下し身体を支える筋力が弱くなると、太りやすくなるだけでなく腰痛や肩こりなどが起こりやすくなります。
運動不足が慢性化すれば、血液循環が悪くなって頭痛などの病気症状が出る場合もあります。
また肥満のため生活習慣病のリスクが増加し、深刻な病気の原因になる可能性もあります。
◆運動不足が招く悪循環
運動不足で筋力低下
↓
身体を支える力が弱くなり、姿勢が崩れる
↓
血行不良になる
↓
体内に疲労物質が蓄積しやすくなる
↓
自律神経に悪影響
↓
気分が落ち込む
↓
運動する気力がダウン
↓
さらなる運動不足へ
筋肉はどれくらいのペースで減るのか
「加齢」「活動量の低下」によって、実は驚きのスピードで筋肉量が減少してしまうことが分かっています。
少し油断していると、どんどん筋肉が衰えてしまうかもしれません。
40〜50代になると、年間に約1%も筋肉量が減少してしまうそうです。
よく「40歳になった途端に疲れやすくなった」と仰る方がいますが、これは大げさな表現ではありません
しかし運動習慣があれば筋肉の減り方は緩やかになります。
日頃から運動習慣があり、年齢を重ねても運動を継続している方の場合、そうでない人と比較して筋肉が減るスピードは緩やかになるでしょう。
一方で体を全く動かさない場合には、筋肉の減るスピードが速まってしまう可能性が高いといえます。
たとえば、入院などで1日中ベッドの上で寝たきりの状態になると、大腿四頭筋は1日で0.5%ほど、2日で1%ほど減少するといわれています。先程の計算に当てはめると、2日で1年分の筋肉が落ちることになりますので、筋肉の落ちるスピードはかなり速くなるといえます。
逆に筋肉量を増やし、基礎代謝量を上げて太りにくい身体にしておくと、生活習慣病のリスクを軽減できます。
また免疫力が上がったり、疲れにくい体になったり、筋肉量を維持するメリットもあります。
◆運動することで得られる身体的な効果
・健康的な体形の維持
・体力、筋力の向上
・肥満、高血圧や糖尿病などの生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防
・心肺機能の向上により疲れにくくなる
・腰や膝の痛みの軽減
・血行促進により肩こり、冷え性の改善
・抵抗力を高める(風邪予防)
・精神的な効果
・気分転換やストレス解消
→思いっきり走った後に、爽快感や達成感などとても良い気分になった経験がある方も多いのではないでしょうか。このように運動をすると精神面にも様々な良い影響を及ぼします。
初めから長時間の運動をする必要はありません。少しずつでも良いので、継続するのが重要です。
運動を継続して習慣となれば、日々の運動に苦を感じなくなり、長時間の運動や激しい運動にステップアップも可能となるでしょう。
最初から大きな目標をかかげると挫折しやすいです。諦めずに続けられる小さな目標でスタートしましょう。
ちなみに厚生労働省の推奨目安は『息が少し弾む程度の運動を1回30分以上を週に2回』とされています。
BOXING STUDIO REALは足立区の北千住駅から徒歩5分にある女性に人気のボクシングジム。
葛飾区や荒川区の南千住や町屋からも徒歩圏内。
『運動不足を解消したい』『格闘技には興味があるけどやったことがない』『女性の私でもボクシングができるか不安』そんな方にはBOXING STUDIO REALがおすすめ!
今人気の格闘技を通じて、運動不足解消やダイエットに挑戦してみませんか?
格闘技のことはもちろん、ダイエットやボディメイクに関するアドバイスも経験豊富なトレーナーが丁寧にご説明します!